三井住友グループのSMBCモビットは、2017年12月1日に『モビット』から『SMBCモビット』へと名称が変わりましたね。コーポレートカラーも赤から緑になりました。
みなさんCMの印象が強く残っていると思いますが、中にはCMを見て『利用してみようかなぁ』なんて思った人もいるのではないでしょうか。
SMBCモビットは、2018年オリコン顧客満足度ランキング『ノンバンクカードローン』部門で第1位を獲得しており、人気の高い消費者金融カードローンの1つです。
このランキングでは、『金利』、『借入条件』、『借り入れのしやすさ』、『申込み手続き』、『審査対応』、『返済のしやすさ』、『返済サポート』の6つの項目で評価します。
そのうちSMBCモビットは、以下の項目で1位を獲得し、三冠を達成しました。
- 申込手続き 第1位
- 審査対応 第1位
- 返済のしやすさ 第1位
そんな人気のSMBCモビットですから、申込しても審査に通過できるのか不安という人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、SMBCモビットの審査基準や審査通過のポイント、審査に落ちる人の特徴などについてお話していきたいと思います。
SMBCモビットの審査の申込条件について
SMBCモビットの審査に申込できる人の条件はこちらです。
- SMBCモビットの審査の申込条件
- 年齢満20歳以上69歳以下の方
- 安定した定期収入のある方
SMBCモビットの審査を受けるためには、少なくともこの条件を満たす必要があります。20歳以下69歳以上の人は、申込できませんので覚えておきましょう。
また“安定した定期収入がある”ことが重要なので、雇用形態について特に条件はありません。パート・アルバイト、派遣社員、自営業の方でも審査を受けることができます。
SMBCモビットの審査に落ちる人はどんな人?
SMBCモビットの審査に落ちる理由としては、さまざまなものが挙げられます。その中でも、落ちる要因として大きいと言われているのが次の3つです。
- 収入が不安定
- 他社借入件数が多い
- 信用情報がブラック
◆収入が不安定
先ほどの申込条件でもお話しましたが、カードローンの審査では『安定継続収入を得ていること』が非常に重要と言えます。
定期収入が毎月入っているなら問題ないと思いますが、日雇いバイトやアーティストなど収入の安定性が証明しづらい職業に関しては、審査落ちする可能性があります。
また“安定性”という意味で言えば、勤続年数も重要です。勤続年数は、長いほど評価が良くなると言えます。最低でも3ヵ月以上は、同一の職場に勤務しておきたいですね。
◆他社借入件数が多い
SMBCモビットでは、申込フォームで入力した本人情報を元に信用情報機関を通して審査を行なっていきます。その中で『他社借入件数』についても確認されます。
他社借入件数は、文字通りSMBCモビット以外の金融機関から借入している件数のことです。またどれくらいの金額を借入しているのかということも調べます。
SMBCモビットは、消費者金融ですから総量規制の対象となります。総量規制は、『年収の3分の1以上の貸付を行なってはならない』という法律です。
そのためSMBCモビットとしては、きちんと申込者の借入状況を確認して、無理な貸付を行わないようにしなければならないのです。
SMBCモビットに申込した段階で、すでに他社からの借入金額が年収の3分の1以上ある場合は、当然のことながら審査に落ちることになります。
◆信用情報がブラック
SMBCモビットは、信用情報機関に照会して審査を行なっていきますが、この時に確認するのは他社借入件数だけではありません。
信用情報機関には、過去に金融事故や延滞の経験があれば履歴が残っています。そういった履歴がないか確認して、『返済能力の有無』や『返済モチベーション』を審査します。
ここで言う返済モチベーションとは、『返済する姿勢・返済する気持ちの強さ』という意味です。審査の結果、金融事故や延滞の記録があれば、審査落ちは濃厚でしょう。
こういった信用状況のことを『ブラック』と言います。たとえ安定継続収入を得ていたとしても、ブラックであれば審査に通る可能性は著しく低いです。
延滞は、3ヵ月以上延滞すると記録が残ると言われていますが、それ以外にもさまざまな金融事故があります。金融事故は、カードローンだけではないので気をつけましょう。
- 金融事故の一例
- クレカやスマホの強制解約
- 保証会社が関わる家賃の長期滞納
- 奨学金返済の長期延滞 など
SMBCモビットの審査の申込に必要なもの・不要なもの
これからSMBCモビットの審査に申込しようと考えている人は、必要なもの・不要なものについてしっかり把握しておきましょう。
必要なものがあれば、前もって準備しておくことでスムーズに手続きを進めることができます。準備に手間がかかる可能性もありますので、必要物の確認は大切ですよ。
SMBCモビットの審査の申込に必要なもの
- SMBCモビットの審査申込に必要なもの
- メールアドレス(インターネット申込の場合)
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポートなど)
- 収入証明書類(源泉徴収票の写し、所得証明書の写しなど)
SMBCモビットは、いろんな申込方法があります。大きく分けると以下のような方法です。
- インターネットからの申込
- 郵送による申込
- 電話での申込
- ローン申込機での申込
基本的には、インターネット申込が簡単でスムーズです。インターネット申込の場合は、メールアドレスが必要なので事前にフリーメールなどを取得しておきましょう。
また契約時に本人確認書類と収入証明書類が必要です。本人確認書類は、運転免許証があれば大丈夫です。収入証明書類は、準備に時間がかかるかもしれないので要注意です。
SMBCモビットの審査の申込に不要なもの
- SMBCモビットの審査申込に不要なもの
- 保証人
- 担保
- 印鑑※口座振替依頼の手続きには必要
SMBCモビットのカードローンは、保証人・担保不要で利用することができます。また印鑑も基本的には不要ですが、口座振込依頼の手続きには必要ですので覚えておきましょう。
契約時に郵送される書類を確認しておこう
SMBCモビットでは、契約時に郵送される書類がいくつかあります。内容としては、下記のようなものが挙げられます。
- 入会申込書
- 契約内容確認書
- 入会申込手続きのご案内
- 預金口座振替依頼書
- 会員規約
- 「Myモビ」のご案内
- 提携ATM一覧
- 返信用封筒
- 返済日・返済額についてのご案内
- モビットカード
これらの書類が『MCセンター』名で郵送されます。しかしSMBCモビットは、WEB完結申込なら電話連絡なし・郵送物なしで利用することができます。
WEB完結申込は、インターネットで申込から利用まで行えるのでカードレスでキャッシングすることができます。
SMBCモビットの審査の流れ
SMBCモビットの審査の流れについて確認していきましょう。ここでは、申込からカード発行までの流れについて説明していきます。大まかな流れとしては下記になります。
- 【カード申込】SMBCモビットの審査の流れ
- ①申込
- ②審査・審査結果
- ③カード発行
- ④書類返送
- 【WEB完結申込】SMBCモビットの審査の流れ
- ①申込
- ②審査・審査結果
- ③入会手続き
カード申込かWEB完結申込かによって、全体の流れが少し違ってきます。今回は、『WEB完結申込』の場合の流れについて解説していきます。
①申込
SMBCモビット公式サイトの申込フォームで、必要事項を入力していきます。申込画面の途中で、簡易審査結果を確認することも可能です。
申込の最後に申込者のユーザーIDが発行されますので、忘れないようにメモを取るなど大切に保管するようにしてください。
WEB完結申込の場合は、申込から利用までインターネットとメールだけで進めることができます。また電話連絡や郵送物がないため、煩わしさもありません。
郵送までの手続きがない分、待ち時間が少なく利用開始までスピーディーなのもWEB完結申込の良いところです。
インターネットから銀行口座への振込手続きも行うことができます。残高不足などに陥る心配がありません。振込後は、キャッシュカードで引き出せばOKです。
ただし、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っている方に限りますので、その点だけ気をつけましょう。
②審査・審査結果
申込内容や申込者の信用情報を元に審査を行なっていきます。審査結果に関しては、メールもしくは電話で連絡が来ます。WEB完結の場合は、メールのみの連絡になります。
審査の際、確認のためにSMBCモビットのオペレーターから個人名で電話連絡がきます。WEB完結の場合も、審査の際に確認が必要であれば電話がかかってくることもあります。
本審査の際は、本人確認書類や収入証明書類の写しを提出する必要がありますので、手元に用意しておくようにしてください。その後、本審査の結果の連絡がきます。
③入会手続き
カード申込の場合は、ここでモビットカードと書類が郵送されます。しかしWEB完結申込は、インターネットで入会手続きを行なっていきます。
届いた審査完了メールに記載されているURLから審査結果照会ページにアクセスします。審査結果を確認したら、そのまま入会手続きへと進みます。
手続きが終わると入会完了メールが届きます。このメールが届き次第、SMBCモビットでのキャッシング利用が可能になります。
【まとめ】SMBCモビットの審査にはWEB完結申込がおすすめ
SMBCモビットの審査に申込しようと考えている人は、まず審査基準、申込条件について確認しましょう。そして審査申込に必要なもの、不要なものを確認しましょう。
SMBCモビットの審査は、誰でも通過できるわけではありません。通過するためには、審査に通るポイントや審査に落ちる人の特徴について知ることも大切です。
カードローンは、適当に申込するのではなく、一発で審査通過できるように可能な限り審査落ちするリスクを軽減するように努めるべきです。
信用情報機関には、カードローンに申込した時点で履歴が残りますから、それで審査落ちしてしまうと次回以降も審査に通りづらくなってしまいます。
今回紹介したようなポイントを押さえて、審査に通る可能性を底上げしてからSMBCモビットの審査に申込することをおすすめします。